理学療法士 Y.Nさん(パート)

患者さんの「やりたい」を叶えるリハビリを。
ずっと寄り添ってあげられる理学療法士を目指して。

Profile

2025年5月 オープニングから在籍 

埼玉医科大学医学部理学療法学科出身。高校生の頃、親族が四肢麻痺になったことをきっかけに理学療法士を志す。
小児重症疾患を中心に病院・施設、学校教員など幅広く経験を積んだ。現在は自身のリハビリテーションセンター設立に向けて法人を立ち上げながら、週1回当院に非常勤として勤務。趣味はクラシックカーの修理・購入。

理学療法士としてのキャリアを教えてください。

最初に長く携わっていたのは小児の重症疾患のリハビリです。その後、学校の教員として教壇に立ち、さまざまな施設や病院を経験してきました。新卒の方の育成経験もありますし、学生の臨床実習にも関わってきたので、今は「あらゆる疾患のリハビリについて語れる」と自負しています(笑)。
高校生の頃は理学療法士という職業はとてもマイナーで、高校の進路指導の本にも記載がないほどでした。大学の内線番号表も、売店や食堂、理美容室の下に「理学療法室」が配置されていたほど(笑)。
大学当時は理学療法士の登録者数は20年間で8,000人でした。今では年間1万人が養成され、登録者数は15万人と、メジャーな仕事になっています。

入職のきっかけを教えてください。

求人サービスの通知で、世田谷区内のクリニックの求人を見つけたのがきっかけです。もともと世田谷区で働きたいと思っていて、職場を探していたところでした。
自分のリハビリテーションセンターの設立に向けて準備を進めていたのですが、世の中の動きに常に触れ続けるためにも、「どこかに所属しながら現場に関わり続けたい」と思っていました。だから、最初から非常勤で働けるところを探していたんです。
条件が合ったので応募してみたところ、ご縁があってここに入ることになりました。

現在の業務内容を教えてください。

一般的なリハビリテーション業務です。患者さんをお迎えして、20分間を1枠として運動療法を中心に実施しています。
整形外科の疾患全般に対応しつつ、リウマチに伴う運動機能障害の方にも関わっています。非常勤なので半日の勤務ですが、1日で10名前後を担当しています。
私の場合は「患者さんの望みをよりよく聞いて、その方が実現したいことに合わせてリハビリのプランを組み立てる」ことを一番大切にしています。症状や数値だけを見るのではなく、その方が何を目指しているのかを起点にする、ということです。

仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

患者さんが「何をしたいか」に向き合うことです。
健康になることが目的の方はほとんどいません。「旅行に行きたい」「孫と走り回りたい」「また山に登りたい」などの、「やりたいこと」がまずあって、そのために体をよくしたいと来院される方がほとんどです。
だから私は、症状の改善だけを目標にするのではなく、「この方は3ヶ月後に何をしたいのか」という視点でリハビリを組み立てます。目標が見えると人は変わりますから。それが「本当のリハビリ」だと思っています。

仕事におけるやりがいを教えてください。

患者さんが改善されていくことが一番嬉しいです。
ただ、全ての方が良くなるわけではありません。改善しない方、残念ながら悪化していく方もいます。そういう方に対しても生きていくための方策を一緒に考えて、良い方向に進めるときに、やりがいを感じます。
また、幅広い年代の方と関われることも大きな魅力です。小さなお子さんから100歳を超えた患者さんまで、それぞれの方から異なる価値観を受け取ることができる。それが自分の中に積み重なっていく感覚が、この仕事をずっと続けてきた理由のひとつです。

「辞めよう!」と思ったことはありましたか?

「行きたくないな」と感じることは正直ありました。どの職場でも、自分の理想通りにリハビリが展開できるわけではありません。それは理学療法士あるあるだと思います。
それでも続けているのは、患者さんの継続性を守りたいからです。
クリニックがある日突然なくなって、一番困るのは患者さん。「自分に合う病院をまた一から探す」ということがいかに大変なことか、よく分かっています。だから一度始めたら、そう簡単にはやめられない。それが理学療法士という仕事の責任感だと思っています。

「ここで働いてよかった!」と感じたことはなんですか?

院長が気さくで、高圧的なところがないところです。経験豊富で、安定感のある診察をされる先生で、患者さんを丁寧に診たいという実直な思いが伝わってきます。
スタッフの方々も皆さん丁寧で、関わりやすい職場なので、働きやすいですね。
あとは、環境が本当に整っていること。2025年に開業した新築クリニックで、リハビリ室は広くて清潔で、設備も充実しています。あの空間で理想のリハビリを展開できれば、患者さんはついてきてくださると確信しています。

お仕事とプライベートで、これからやりたいことを教えてください!

仕事では、自分のリハビリテーションセンターを立ち上げることが、今後最大の目標です。
「費用をできるだけかけずにリハビリを受けられる場所」を作りたいと考えており、収益は他の事業で賄いながら、リハビリの専門知識を必要な方に届けていきたいですね。
当院への関わりも、その一環です。現場から離れず、常に最新の状況を知り続けることが、自分の夢を実現するためにも大切なことだと思っています。

この医院は、どんな人が合うと思いますか?

遅刻をしない、休まない、基本的な接遇ができる。それさえあればOK! というのが私の正直な感想です。
新卒の方でも、ブランクのある方でも、どんな方でも大丈夫です。理学療法士ならば資格を持ってさえいれば問題ありません。今の経験やスキルよりも、これからここで継続して働き続けることが一番大事なことだと思っています。

マインド面としては、「患者さんがどう生きたいか」を一緒に考えられるようになってほしいですね。症状を治すだけじゃなく、その方の人生に伴走するつもりで関われる人。そういう理学療法士と一緒にここを育てていけたら最高だと思っています。

リハビリユニットは私たち理学療法士が作り上げる場所。世田谷かみまちリウマチ整形外科のリハビリテーション室は出来上がったばかりの新しいユニットです。この場所を見つけて飛び込める人が、15万人の理学療法士の中で残っていける逸材だと思っています。

先生も経験豊富で、私も教える立場としてたくさんの新米理学療法士や学生を教えてきました。現在のスキルや経験は全く問いません。興味がある方はぜひ見学・面接にお越しください。